ラムネのじゆうちょう

仕事に行かず自由に日々を過ごしたい筆者のラムネが日々の中で思うこと、何かをした感想を書くブログ。

家事は面倒だけれども…

 

 花粉シーズンが到来し、天気予報で花粉情報が見られるようになってきた。

 僕は花粉症ではないが、慢性鼻炎持ちである。花粉も若干あるのか、最近鼻詰まりが起きやすくなってきだした。

 鼻が詰まると呼吸がしづらくて、疲れが溜まったり、些細なことで気持ちが不安定になりやすい。ただでさえ、年度末というのはイベントが多いので、不安定だというのに困った困った。そして、家事、とくに掃除が滞るのである。

 

 今日は家事の大切さについて考えたいと思う。

 家事というのは、本当に面倒な作業だ。毎日毎日同じことの繰り返しであり、いつまで続くのかわからず生きてる限り永遠に続く。また、別にやらなくても現代ではなんとか生活できてしまうので、やろうと思ってもなかなか手が届かない。いや、やらんでええやろ、という人も少なくないと思う。

 

 ここで話はガラッと変わるが、五感という言葉がある。

 五感は、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚という、人間の感覚器官を表す。

 実は、意外と五感の効力を過小評価している人が多いのではないか。というよりも、五感の中で自分が使っている部分や効力のある部分、おろそかにしている部分を自分自身が知らない人が多いのではないかと僕は思っている。そして、さっき書いた家事の重要性はここでつながってくる。

 

 具体的に考えてみよう。例えば、掃除。掃除機をかけて、換気をして、空気の循環が生まれ、鼻の通りが良くなる。部屋を片付けることで空間が生まれ、視覚的にすっきりとした感覚が生まれる。僕もこれらは苦手だが、掃除は心にとってとても重要だと最近、掃除をした後の達成感やその後の鼻どおりの良さを感じる時によく思う。

 また、「心身一如」という言葉がある。この言葉は心と身体は1つである、言わば心と身体はつながっているという意味だ。さっきの掃除の例でいうと、換気や掃除機をかけることを怠ると、空気の通りが悪くなり、鼻詰まりが起きる。部屋が散らかっているとごちゃごちゃしていて集中できなかったりする。視覚が落ち着かなくなり、鼻の通りが悪くなると、呼吸が浅くなりやすい。呼吸が浅くなると、自律神経が乱れて、眠りが浅くなり、体力や気力を消耗しやすい。

 また、そうなることによって、不安や焦り、恐怖がいつもよりも感じやすくなったりする。

 

 五感、ひいては家庭で行われているものは、面倒なことであるが、掃除や料理などは自分の生活の根底を知らないところで支えてくれているのだ。そう思うと、親はすごいなあ…とつくづく思う。

 そして、それを考えてると、空気清浄機、ルンバ、安眠枕などに高いお金を払って使う人の気持ちや、開発した人の頭の良さを感じる。

 五感を快適にするのは、自分のやる気や集中力を引き出させるために重要なことなのだ。自分の頭の中で考えるだけではなく、体を使って感じることには、考えるだけではない発見がある。まさに、don't think, feel. なのである。

 

 これを機に五感や家事について、もう一度、美味しいご飯でも食べながら考えてみようと思いながら、今日行ったラーメン屋さんのラーメンの味が微妙だったので、やっぱ掃除は面倒だなと考えてしまう著者なのであった。